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ティラノサウルスの主な特徴|ペーパーワールド

戦慄のティラノサウルスペーパークラフト ~ティラノサウルスの主な特徴~

ティラノサウルス(学名:Genus Tyrannosaurus)は、約6,850万~約6,550万年前(中生代白亜紀末期マストリヒシアン)の北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜で大型獣脚類の1属である。他に「ティランノサウルス」「チラノサウルス」「タイラノサウルス」など、数多くある呼称で呼ばれており、現在知られている限りで史上最大級の肉食恐竜の一つに数えられる。恐竜時代の最末期を生物種として約300万年生きたが、白亜紀末の大量絶滅によって最期を迎えた非常に有名な恐竜で、映画『ジュラシック・パーク』などの恐竜をテーマにした各種の創作作品において脅威の象徴・また最強の恐竜として描かれることが多く高い人気を誇っている。また恐竜時代終焉の象徴として滅びの代名詞にも度々引用される。属名 Tyrannosaurus は、古典ギリシア語: τuραννος (テュランノス)「暴君」 + σαuρος (サウロス)「とかげ」の合成語で、「暴君の爬虫類」の意。

【生物的特徴】
骨格標本から推定される成体の体長は約11~13m、頭骨長は約1.5mで、その体重は概ね5~6tと推測されている。発見されているティラノサウルスの化石はそれほど多くはなく、20体程度であり、そのうち完全なものは3体のみである。
ティラノサウルスの上下の顎には鋭い歯が多数並んでいるが、他の肉食恐竜と比べると大きい上に分厚く、最大で18cm以上にも達する。また、餌食となったとみられる恐竜の骨の多くが噛み砕かれていたことから驚異的な咬合力を持っていたと考えられ、その力は少なくとも3 t、最大8 tに達したと推定される。これらの事実から、ヴェロキラプトルのような小・中型獣脚類が爪を武器として用いていたのとは対照的に、ティラノサウルスは強大な顎と歯のみを武器として使用していたと考えられている。
ティラノサウルスは各部位によって僅かながら歯の分化が進んでいたとされる。特に門歯は断面が特徴的なD字型をしており、ティラノサウルス類を見分ける上での指標になっている。前上顎歯数は4、上顎歯はティラノサウルス類ではティラノサウルス・レックスが最も少なく11本。頭蓋は同じ大きさの他の獣脚類に比べて明らかに幅広であり、特に後眼窩部の張り出しが著しい。吻部も丸みを帯びた広い形になっている。
脊椎骨数は、頚椎:10、胴椎:13(ただし、第13胴椎は僅かに仙椎的に変化している)、仙椎:5、尾椎:35-44。頚椎、胴椎といくつかの仙椎は側腹腔(pleurocoel)を生じ、椎体にはcamellate構造がある。つまり、含気化(pneumatization)が進んでいるのである。
体の大きさに比して前肢は異常に小さく、指が2本あるのみで、用途は未だにはっきりとしていない。ただし、その大きさのわりにはかなり大きな力を出せたことがわかってきている。逆に頭部は非常に大きく、それを前肢の代わりに上手く活かしていたのではないかと考えられている。また、進化の過程で体の前方が重くなったため、前肢を短く軽くすることでバランスを取ったとする見解もある。
他のテタヌラ類同様、恥骨の遠位部が前後に長く伸びるが(ピュービックブーツ(pubic boot)と呼ばれる)、ティラノサウルスの仲間はこれが特に巨大である。

【発見と研究の歴史】
実化石を含むカーネギー自然史博物館のティラノサウルスの模式標本は、一部に誤った復元がなされており、2003年から再構成のための作業が開始されている。1892年、アメリカの古生物学者エドワード・ドリンカー・コープは後にティラノサウルスのものと同一視される脊椎の一部を発見し、マノスポンディルス・ギガス(Manospondylus gigas)と名付けた。2つ目の化石は1900年にワイオミング州でアメリカ自然史博物館の学芸員であったバーナム・ブラウンによって発見された。この標本はコープに師事していたヘンリー・フェアフィールド・オズボーンによって1905年にディナモサウルス・インペリオスス(Dynamosaurus imperiosus)と名付けられた。三つ目の化石も1902年にブラウンによってモンタナ州で発見され、オズボーンによりティラノサウルス・レックスとして記載された。ディナモサウルスとティラノサウルスはオズボーンが1905年に発表した同じ論文の中で記載・命名されている。翌1906年にオズボーンは両者が実は同種であったとして統一したが、その際ディナモサウルスではなくティラノサウルスが有効名とされたのは、たまたま論文中で先に書かれていたのがティラノサウルスであったためである。1900年に発見された元ディナモサウルスはイギリスのロンドン自然史博物館に、1902年に発見されたティラノサウルスの模式標本は現在、米国はペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギー自然史博物館にて保管されている。
1996年、ティラノサウルス科の恐竜のものと考えられる歯の化石が日本で初めて福井県で発見された。白亜紀前期の地層からの発見であり、ティラノサウルス科のアジア起源説を裏付けるものとしても注目された。
2000年6月、米国サウスダコタ州のかつてマノスポンディルスが発見された場所から、ティラノサウルスの化石が発掘された。この化石は1892年に発見された化石と同一個体のもの(掘り残し)と考えられ、マノスポンディルスとティラノサウルスが同一種であることが実際に確認されることとなったが、そこでコープの命名した「マノスポンディルス・ギガス」という名前の方に優先権があるのではないかという論争が生じた。しかし、2000年1月1日に発効された国際動物命名規約第4版に定められた規定により、動物命名法国際審議会が強権を発動して学名 Tyrannosaurus を「保全名」としたため、名称の交代が行われることはなかった。

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